1時間のジョギングで寿命が7時間延びる。

ジョギングする人は、まったくしない人と比較すると
早死リスクが20~40%低く、平均寿命が3年近く長い
という実証研究が出たそうです。

これをザックリいうと
1時間のジョギングで寿命が7時間延びる
ということになるそうです。

タバコを吸う人でもお酒を飲む人でも
肥満な人でも関係なく効果があります。

ただし、いくら長く走っても
3年が4年や5年になることもありません。

ダイエットとジョギングは相性がいいわけですが

健康への効果が実証されたとなると
運動しないでダイエットというのはいかがなものか
ということを思わないでもないです。。。


とはいえ
ダイエットで失敗する第1の理由は
運動をしない、できないこと
ではありません。

もっとも失敗しやすいのは
極端に食べる量を減らした人だそうです。

最初は大きく減量できますが
栄養失調になってお肌もカサカサ
いずれ体調を崩してダイエット断念
というパターンに陥りがちです。

逆に成功しやすいのは
少しだけカロリー制限をして
ゆっくり減量していく方法です。

減量すると体脂肪と筋肉が同時に減ります。

多くのプロトレーナーが言っているのは
減量時に筋肉を増やすのはむずかしい
ということです。

でも、できるだけ筋肉を維持する工夫をすれば
体脂肪がその分減りやすくなります。
重要なのはタンパク質の摂取量を意識することです。
理想的には体重1kgあたりタンパク質1gです。

間食をするのはよくないと言われますが
カロリーコントロールができている限りは
むしろ間食は推奨されるようです。

同じカロリーなら1日3食よりも、間食も入れて
1日4食、5食にした方が血糖値があがりにくくなり
脂肪を貯めにくくなります。

食べる順番も、血糖値コントロールに役立ちます。
まず、食物繊維の多い野菜など。
次に肉や魚のタンパク質、脂質。
最後に炭水化物です。

日本食のコースで
料理が出てくる順番をイメージするといいかも。


ダイエットの効果を
何キロ減ったかではなく
どれだけ見かけがよくなったか、で測ると
無理な食事制限をしないで済む
という声もあります。

見かけ重視の人は、運動もしっかりしよう
という人が多いようですね。
減量しているときは筋トレしても
まずマッチョにはなりません。

筋トレは筋肉を維持するのには効果的から
できる人はやった方がいいと思います。

ただ、筋トレや運動をしないからといって
ダイエットが失敗するわけではありません。
続けることが重要です。