20世紀の始め、世界中の科学者によって発見された「ビタミン」は医学を一変させたものだ。そして、医学が進んだ現代においても、驚きの物質が次々と見つかっている。その一つが「マイオカイン」だ。骨格筋から分泌されるこの物質は、糖尿病、認知症、動脈硬化、そしてがんをも防ぐという。医学者・科学者が注目する万能ホルモンの正体とは。
(出典:週刊新潮7月6日号)
マイオ=筋肉、カイン=作動因子という意味で
マイオカインは筋肉が分泌するホルモンの総称です。

加齢で筋肉が減ると病気になりやすいことは
以前から知られていましたが、最近になって
その理由の一端がマイオカインの欠乏によるもの
と考えられるようになってきました。

マイオカインについては、こちらでも書いたのですが

ダイエット 運動 効果
激しい運動ではなくても、筋肉を曲げ伸ばしすると
マイオカインが分泌されます。

黒柳徹子さんは、かつてジャイアント馬場さんに
「100歳まで舞台に出たいならこれだけやりなさい」
といわれて、20年間毎日50回のスクワットを
欠かさず続けているそうです。

黒柳さんが80歳をすぎてなお活躍されているのは
毎日のスクワットでマイオカインの分泌が盛んなこと
が大きな理由ではないか、ということです。


現在発見されたマイオカインは30種以上ありますが
何のはたらきをするかわかっていないものも多く
これからの研究領域とされています。

効用がわかっているマイオカインは
「SPARC]
「IL-6」
「FGF-21」
「アディポネクチン」
「アイリシン」
「IGF-1」
などがあります。

「SPARC」には大腸がんの抑制効果があります。
「IL-6」は糖を摂り込み、脂肪を分解促進します。
「FGF-21」は脂肪肝を改善し、脂肪燃焼を促します。
「アディポネクチン」には糖尿病、動脈硬化の予防
ストレスやうつ病、認知症抑制が期待されています。
「アイリシン」「IGF-1」も脳神経に作用して
認知機能を改善するとの研究報告があります。

アメリカの医学界で「運動は薬なり」といわれるのは
多岐にわたるマイオカインの作用が理由です。

筋肉の多い下半身を鍛えることは
マイオカインを多く分泌するのに効果的です。
ジャイアント馬場さんの黒柳さんへのアドバイスは
実に適格だったということですね。

最近、片足立ちがかなり安定してきました。
(片足立ちダイエット)

テレビをみながらできるだけ毎日続けているのですが
これを片足2回(計2分間)やると
けっこうふくらはぎにきます。

ダイエットにどれほど効いているかはわかりませんが
マイオカインの分泌を増やすのには良さげですw

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