ダイエット方法 短期間

楽で簡単な、短期間で終わるダイエット方法を知りたいと思って、いろいろ調べています。
実は、短期間で体重を落とすのはそうむずかしくはないようです。
食べなければ痩せるのは必定なので、大幅なアンダーカロリーになるように食事を抑えたらいいだけ。単純な話です。
でも、食べないことは心身にとても負担になりますから、一気に体重を落とすことはできるけど、ふつうは短期間しかもちません。とくに食べ物が手に届くところにある状態で食べずに我慢し続けるのは、至難の業。修行僧のような精神力なしでは不可能でしょう。
むずかしいのは、体重が増えるときには脂肪だけが増えるのに、脂肪だけを減らせる方法がないことです。体重を減らすと、かならず筋肉も落ちます。
だから増えた体重を元に戻すのは、食べる量を減らすだけで達成できますが、それだけだともとよりも脂肪が増えて筋肉が減ったカラダになっているのです。
ダイエットしてリバウンドを繰り返している人は、毎度毎度脂肪を増やして筋肉を減らしています。繰り返しダイエットするのは、たぶん脂肪を減らしたいからなのでしょうけれど、思いとは真逆の結果になっているわけです。
とくに、短期間で大幅な減量をしたあとにリバウンドしてしまうと、筋肉の落ち方が大きいだけに一気に脂肪が増えてしまいます。むしろリバウンドをするぐらいなら、減量なんてしないほうがマシなわけです。
予防医学の専門家石川善樹さんは「ダイエットは、人類史上最大の難問」とまで言っておられます。
数百万年といわれる人類史の大半は飢えの中でいかに命をつなぐかが問題だったわけで、遺伝子レベルでは脂肪を蓄えることが正しい選択なのですから、脂肪を落とそうという試みは自然の摂理に逆らう行為なのかもしれません。
そう考えると、短期間で大幅な減量を試みるのは無謀の極みではないかと思うのです。
ダイエット関連の広告は、たいてい短期間に大幅な減量が楽にできると謳っていますが、それこそ悪魔のささやきであって、本当にそんなことをしたら遺伝子にしっぺ返しを喰らうことになると思います。
だから、僕は自分でも気づかないぐらいの緩さで減量をはじめました。
(はじめたと書いている時点で、自分で気づいていないとは言えませんが。。。)
名付けてコンビニダイエット。
そのココロは「食べたもののカロリーがわかりやすい」です。
できるだけお昼ごはんをコンビニで買って、カロリーを正確に記録し続けています。唯一の制限は、お昼を600kcal以下に抑えるというものです。この方法をとったのは、過去数年間ほとんど体重が変動していないので、どのくらい食べるとカロリー収支がバランスするのかが感覚としてわかっている(つもり)という前提があるため。この感覚でいえば、お昼を600kcal以下にするとカロリー収支が10%以内のマイナスになっています。
長期的な生活習慣病の予防という観点をのぞけば、僕には痩せなければいけない理由はありません。夏までに水着が着られるカラダになりたいとか、細マッチョになってモテたいとか、今のところそうしたモチベーションも働いていません。
ということで、ゆるりゆるりと体重の推移を観察しながら、楽な気持ちと簡単なやり方で減量をしていきたいものです。重要なのは、長く続けることです。
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2017年03月03日