[ダイエット方法] ブログ村キーワード
前の記事では、運動なしでダイエットに成功するために
どうしたらいいかを考えてみました。

体脂肪を減らすには
アンダーカロリーにするだけでは足りません。
だから、サプリに頼るのもありかなと思いました。

でも、ダイエットしながら運動するなら
やり方はちがってきます。

運動してダイエットに成功するには

運動しない人とくらべて
運動する人は体脂肪も減らしやすくなります。

理由はだいたいこんな感じです。

ダイエットしてアンダーカロリーにすると
不足するエネルギーの埋めあわせをする
糖新生のために筋肉が分解される量が増え
筋肉の合成はエネルギー節約のために抑制されます。

その結果、筋肉量が減り体脂肪が温存されます。

一方、アンダーカロリーは脂肪分解も促進しますから
温存された体脂肪には分解する力も働きます。

結局体脂肪が減るかどうかは
どちらの影響が大きかったか、によります。
僕のように増えることもあるわけです。。。(泣)

でもここで、筋トレをしてきちんとタンパク質を摂ると
鍛えた筋肉が増加するため筋肉が落ちにくくなります。
すると、温存されるより分解される体脂肪が多くなって
結果として体脂肪が減少するのです。


筋トレではなく、有酸素運動をしたらどうか
という話があると思います。
とくに女性は筋肉質なカラダになりたくないから
筋トレはしたくない、と思われるかもしれません。

有酸素運動は脂肪分解を促進します。
仮に筋トレも有酸素運動も同じカロリーを使うとすれば
有酸素運動の方が、多くの体脂肪を分解するでしょう。

でも、エネルギー消費側で脂肪を多く使うと
その分はアンダーカロリーの埋めあわせに使える
糖質が増えます。
それは、脂質が埋めあわせには使われにくくなる
という意味でもあります。

だから有酸素運動で分解した脂肪がぜんぶ
体脂肪から落ちるわけではありません。

しかし、糖新生による筋肉の分解も抑制されて
筋肉量の落ち方も緩やかになるでしょう。

となると、筋トレと有酸素運動のどちらにも
絶対的な優位はないように思えます。
経路はちがいますが、どちらにしても
運動しないときより体脂肪を多く分解します。


でも、トレーニングの専門家の書いていることを読むと
アンダーカロリーにして積極的な有酸素運動をすると
筋肉がどんどん落ちてしまうようです。

だから、有酸素運動をやりたい人の場合は
糖新生を抑制し、筋合成を阻害しないように
カロリー収支をフラットにするのが
体脂肪を落とすのには良いのだそうです。

逆に、筋トレを取り入れることができるのなら
アンダーカロリーのダイエットとの組み合わせで
体脂肪を落としながら減量することも可能です。


ところで、アンダーカロリーにしながら筋トレをする場合
相当ストイックなレベルでトレーニングしないと
筋肉量を増やすことはできないようです。

ふつうは筋肉をある程度維持するぐらいまでで
間違ってもムキムキのマッチョにはならないそうです。

一方、同じ重さの体脂肪を筋肉とくらべた場合
体積は1.2倍になります。

逆に、体脂肪と同じ重さでも
筋肉の太さは8掛け程度に見えるわけです。

だからスタイルを維持したりよくすることが
ダイエットの一番の目的であるときは
筋トレをするのがかなり効果的です。