つい食べすぎてしまう傾向がある人や
食欲を抑えられない人の共通点は
濃い味付けが好きだ、ということだそうです。

たしかに味の濃いおかずだと、ご飯がすすみますねw
おかわりしたくなります。
でも、そのもう一杯が
ダイエットを帳消しにしてしまうかもしれません。

しかし味が強すぎるものは、食欲を抑える効果があり
出汁を味わうと、食べ過ぎ予防になります。

どういうことでしょうか?

出汁には旨味成分がたっぷり含まれているため
少ない塩分でも複雑で繊細な味があります。
そのため、出汁は味覚の感度をあげるようです。

つまり~

出汁を味わったあとの味の濃い食べ物は
いっそう味が濃く、塩味は強くなります。
デザートも出汁を味わってから食べると
甘みが強く感じられます。

そのため食事のときに出汁を味わうと
量が少なくても満足できるようになります。

名付けて「舌ダイエット」

これを考案したのは石川善樹さん。
以前に紹介した気鋭の予防医学者です。

ダイエット方法

毎食みそ汁やお吸い物があるといいのですが
そうもいかないときは、食後に昆布茶を飲むのも
効果があるそうです。

舌の細胞は10日ほどで入れ替わるので
味の記憶はどんどん更新されるそうです。
10日間出汁を味わって食事をすると
薄味でも美味しく感じられるようになって
食べすぎない習慣ができるかもしれないですね!